00543 法と人間の尊厳
|
選必 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
丸山 雅夫 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 少年法制に見る人間の尊厳 |
講義内容 | 本講義では「人間の尊厳」を法との関わりにおいて考察する。そのために、社会生活に欠くことのできない法制度の諸相やその思想的根拠を考察し、「人間の尊厳」が法的にどのように具体化されているかを学ぶ。また刻々と変化しつつある社会情勢において生起してくる様々な人権問題の解決のための法的措置の有効性と限界について学び、これからの法制度や法哲学の課題について検討する。 |
講義計画 | (1) 「小さな大人」としての子どもの法的地位 (2) 欧米におけるチャイルド・セーヴァー運動 (3) 我が国における子どもの救済運動 (4) 欧米における少年法制の確立 (5) 我が国の大正少年法 (6) 現行少年法の枠組 (7) 非行少年の発見 (8) 少年審判手続 (9) 非行少年の処遇 (10) 国際条約における子どもの保護 ⑪ 欧米における少年法改正論議 ⑫ 我が国における少年法改正論議 |
評価方法 | 学期末の筆記(論述)試験による。 |
テキスト | 特に指定しない。毎回、レジュメを配布する。 |
その他 |