00562 教育・文化における人間の尊厳
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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アッセマ庸代 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 生命いのちと論理ことば |
講義内容 | 本講義では「人間の尊厳」を教育ないしはそれを包含する文化活動一般の領域から考察する。そのために、現代の教育理論と教育システムにおいて人間がどのように捉えられているかについて、また人格形成のための有効な方法について学び、現代の教育事情の問題点とこれからの課題を「人間の尊厳」との関連から考察する。また、個人や社会を啓蒙する文化の領域、たとえば文学や芸術において人間の問題がどのように扱われているかを検討する。 |
講義計画 | 本講義では、「いのち」をキーワードとした医療文化、人間論や現代未来の学問、及び、自分自身の在り方を共に探求することを目指す。 人が人間らしく「生きる(息ル、意気ル、云い切ル、活ル、逝ル)」とはどういうことなのかを生命科学・生命倫理・人間関係論・体験学習法ホリスティック医学医療の視点から促える。 その為に、ライフサイクルの諸段階(いのちの誕生・出産・教育・コミュニケーション・出会い・死等)に於ける生命観・女性男性観の見直しや、先端医療技術と日本人文化の課題分析作業を通して、私たち現代人が、生死の定義をどのような場面でどの様にしているか考察し、自己の生命観を言語化する。 自分を見つめることとグループと共生し合うことを重視し、アサーション(自己知と自己表現)トレーニニングを試みる。 前半は、Life-fantazy, Assertion, Non-verbal-communication, Group-process, Concesesus等のLaboratory-methodによるいのち論プログラムを行う。 後半は、医療での自己の意思決定autonomyの場面(脳死、人口妊娠、看病、安楽死etc)を想定し、興味あるテーマ毎に、研究調査ルポし、role-playingとグループ研究発表を行う。 講義に参加する毎に自ずとレポート作成が出来る無理のないプログラムになっているので、最終的には、「わたしの生命論ノート」というファイル形式でレポートを提出する。 |
評価方法 | 「ことばによる生命論の言語化」はファイルの創意工夫度、出席回数並び自己存在感のあるプログラム参加度、また自己評価等で評定させて頂く。 |
テキスト | 文献表リスト、プリント物、VTR等、適宜提示。 |
その他 |