南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
坂下 浩司
他の科目との関連 ギリシャ語II文法とギリシャ語II講読は必ず同時履修すること。
履修対象学科
副題 古典ギリシア語のより進んだ文法の習得
講義内容 秋学期の「II」では、少し進んだ文法を学び、古代ギリシアの寓話や喜劇・悲劇に触れます。音読にも引き続き力を入れ、叙情詩や叙事詩も紹介していきます。後半で、ソポクレースの悲劇『オイディプース王』のラストシーンを原典そのままでていねいに読みます。秋学期最初の講義で「I」の復習をしてから始めるので、困難を覚えずに学習を継続することができます。
講義計画 少し進んだ文法を学び、『イソップ(アイソーポス)物語』やアリストパネースの喜劇『雲』の少し長い文を読みます。ここでは古代ギリシアの笑いに触れてもらいます。アメリカの学者が吹き込んだユーモラスな朗読テープも聴いてもらいます。後半では、文法規則のまとめをしつつ、ソポクレースの悲劇『オイディプース王』のクライマックスの場面を読んでいきます。古代ギリシアの文化を紹介するビデオも少しづつ鑑賞する予定です。
評価方法 評価は、平常点(講義ごとの簡単な課題の提出)と、期末試験(問題はテキストから出す)によっておこないます。
テキスト 荒木英世『古典ギリシア語』(白水社・エクスプレス外国語入門シリーズ)──同じ著者の『現代ギリシア語』と間違えないように注意!

【そ の 他】ギリシャ語文法IIとギリシャ語講読IIとは同時履修になりますが、それぞれに成績がつきます。(なお、将来プラトンやアリストテレスなどのギリシア哲学を専攻したい方は相談に来てください。)
その他