06162 ヨーロッパとの出会い
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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米山 優 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | イタリアとの出会い |
講義内容 | 現代ヨーロッパの社会は、民族移動、宗教、ルネッサンス、地理上の発見、商業の発達、絶対王政、科学・産業・市民革命、政治思想の発展など、様々な改革や革命の結果として成立してきた。本講義は、ヨーロッパを形成してきた社会的、文化的、政治的、経済的要素を包括的あるいは個別的に検討し、ヨーロッパ世界の基本構造を理解することを目指す。 |
講義計画 | 1.私個人とイタリアとの出会いから 2.ルネサンス音楽の衝撃 ──調和への助走── 3.ポリフォニー(Polyphony、多声性)の魅惑 ──ホモフォニーに対して── 4.近代科学の成立と芸術との微妙な関係── ──人文主義者たちと芸術家たち 5.デカルトの反対者ヴィーコ ──数学と詩学── 6.ヨーロッパは一つか? ──地中海世界とアルプスの北── 7.学問における厳密性の追求とそれに対立するもの ──厳密性の階層・学問の階層、そしてその調和── 8.普遍的な人(uomo universale)という在り方 ──百科全書的精神の重要さ── 9.ルネサンス思想の完成としての〈モナドロジー美学〉 ──美の問題を学問へ取り戻すこと── 10.東西思想の接点への旅 ──日本の思想が深いところでルネサンスに出会う場所へ── |
評価方法 | レポートを、課題リストから選んで2回、そして更にレポートか試験をすることによる。 |
テキスト | 参考文献などは講義中に紹介する。 |
その他 |