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選必 |
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夏期前半 |
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2 |
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1〜4 |
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樺島 博志 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 環境倫理と法 |
講義内容 | 本講義は、最近とみにクローズ・アップされてきた環境問題を、特に法倫理の領域でとりあげる。今日の憲法体制を根底より規定している様々な近代的市民法原理、たとえば所有・契約・責任に関する原理は、社会的福祉国家の理念の下に大きな変貌を遂げているものであるが、しかし環境問題に直面するとき、自ずと別の相貌を提示しないだろうか? こうした面を考えることを機縁として、さらに「権利」(jus)、法(lex)といった伝統的な概念の内容にも遡って検討を加え、環境問題を射程に含めうるような法体系の可能性について考えてみる。 |
講義計画 | (1)概観−環境問題の展開と課題
(2)公害問題−企業倫理と国家責任 (3)自然保護と地球環境問題 (4)正義と希望−国際環境法の哲学的基礎 (5)批判理論−環境保護運動の思想的背景 (6)生命倫理−臓器移植と遺伝子操作 |
評価方法 | 成績の評価は、定期試験の結果に基づく。 |
テキスト | 講義用の教科書は指定せず、スクリプト(講義要旨)の中で参考文献を指示する。自学のための参考書として、加藤尚武編『環境と倫理』(有斐閣)、竹市明弘ほか編『人間環境の創造』(勁草書房)を薦めたい。 |
その他 |