南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
青柳 宏
他の科目との関連 ハングルの読み書きを初めて学ぶ学生対象。
履修対象学科
副題 ハングル入門
講義内容  20世紀は「言語の世紀」であると言われてきた。20世紀になって、哲学の関心の対象も意識から言語へと大きく変化してきた。この変化には、現代言語学・論理学の革命が大きく影響している。本講義では、現代思想の核をなす言語学や言語哲学や記号論の考え方を学ぶとともに、われわれに身近な日本語や英語から例を引きながら、ことばについて考えていくことを通じてことばの本質に迫る。
講義計画 ハングルの文字、発音、文法の初歩を学ぶ入門コース。つぎのような内容を学習してゆく予定。
1.ハングルの読み書き
  ハングルは日本語のかな以上に分析的な表音文字である。まず、この読み書きを覚える。
2.ハングルの発音練習
  表音文字とはいうものの、ハングルにはフランス語のようなリエゾン(連音化)を初めとして、鼻音化、流音化、N挿入などさまざまな音変化がある。それらをひとつひとつマスターしてゆく。
3.ハングルの文法とその活用。
  簡単な会話文を用いてハングルの文法の基礎を学び、活用練習をする。
さらに、日本語や英語などの言語とハングルが音の区別や音節構造という点でどう違うか、言語学的な説明も適宜加える。
評価方法 出席と毎回の小テスト、および期末試験の結果を総合的に評価する。
テキスト 未定(開講前に指示するので、掲示に注意すること)。

【登録上の注意】授業はLL教室で行う。そのため登録可能人数が60名前後と限定され、またほぼ毎回小テストを実施するので、新しい言語を学ぶ熱意のある人にだけ登録していただきたい。
その他