06524 知識の探求
|
選必 |
|
春学期 秋学期 |
|
2 |
|
1〜4 |
|
牛島 謙 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | ウェブが開く新たな知の地平 |
講義内容 | ウェブ(ホームページ)は発明されてから数年間で地球全体に広がりました。これだけ短期間にグローバルになったものは他にありません。しかし、ウェブがもともと学術研究用のツールとして考案されたことは意外と知られていません。この講義では、ウェブが知識や学問の新しい在り方を可能にしていることを紹介していきます。 まず、インターネットの設計思想と創造の目的を見ていきます。次に、ウェブを作り上げた代表的な人々に焦点を当てながら、ウェブ開発の動機や根幹にある思想について考察します。そして最後に、大学教育という場を取り上げて、ウェブによって可能となる新たな知識の空間について考えてみます。 |
講義計画 | この講義を受講するために、インターネットやコンピュータに関する特別な知識は必要ではありません。 次の内容で講義を進める予定です(2002/11/11現在)が、若干の変更があるかもしれません。 1 インターネットの設計思想 1.1 中央のないネットワーク 1.2 ベストエフォートと自律分散 1.3 TCP/IPプロトコル群 1.4 IETFとインターネット・コミュニティ 1.5 ヴィントン・サーフと村井純 2 ウェブと新たな知の地平 2.1 ウェブの創成(ティム・バーナース=リー) 2.2 ウェブの普及(マーク・アンドリーセン) 2.3 リンクの魔法(ハイパーテキスト) 2.4 ワープロ文化 対 HTML文化 3 大学教育とインターネット 3.1 学習のためのウェブ 3.2 授業のハイパー化 3.3 聴衆から参加者へ |
評価方法 | 成績は基本的に、学期末に実施する筆記試験の結果によってつけます。筆記試験の配点は100点です。その結果さえ良ければ、最高の評価をします。 なお、出席票を使って出席を取り、レポートの提出もありますが、これらはプラス評価にしか使いません。筆記試験の得点から減点することはありません。 |
テキスト | 講義のために作成した専用のテキストを使用します。 ◆牛島研究室編『科学哲学2003』 収録した問題の解答はWeb上で公開します。 【そ の 他】 受講生とコミュニケートする場として、次のホームページを用意しました。 ◆牛島研究室・分室 http://www.asahi-net.or.jp/~zh8k-usjm/index.html |
その他 |