06702 思想・文化をめぐって
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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小林 寧子 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 日本・東南アジア交流史 |
講義内容 | 本講義では、近代に入ってからの思想と文化の状況についての理解を深める。具体的には近代世界の構築に影響を与えた哲学や宗教等を題材とし、近代を思想史的ないし文化史的な視点から眺めてみる。とくに、近代化の歴史をリードしてきたヨーロッパの哲学思想、またこれからの国際理解には欠かすことのできないアジア・イスラム圏の文化における世界観や人間観を学ぶ。 |
講義計画 | 近代日本が東南アジアとどのような人的・文化的交流を行ってきたのかを各時代ごとに検証する。それぞれの時代に日本の政治の潮流に影響を与えた思想に重点を置いて考える。 1)蘭学者の見たアジア−西欧帝国主義のプリズム 2)脱亜入欧とアジア主義 3)「大東亜共栄圏」と民族主義 4)戦争責任と戦後民主主義 5)脱植民地主義と「新植民地主義」 6)民際交流をめざして |
評価方法 | 小レポートおよび定期試験により総合的に評価します。 |
テキスト | 特に使用しませんが、『現代アジアの肖像 9〜15』(岩波書店)、『英雄たちのアジア』(別冊宝島)を参考文献としてあげます。 |
その他 |