南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
中 裕史
他の科目との関連
他学科履修
副題 中国近現代文芸の諸相(20世紀前半の上海と文学)
講義内容  アヘン戦争の結果として誕生した近代都市上海。租界を中心に急速な発展をとげ、横浜や神戸など居留置の祖形ともなった上海において、どのような文学作品が書かれ、また読まれていたのか。本講では、中国人作家や日本人作家の手になる、20世紀前半の上海を描く作品をとりあげ、近代を生きてきた「魔都」の時間に迫ってみたい。

【講義計画】  講義のすすめ方は、およそ下記の順をとる。
(1)20世紀前半における上海の状況を概観。
(2)小レポートの提出とその評価。
(3)文学作品の鑑賞と解説。
(4)総括
 なお、受講生には、上記のごとく小レポートの提出と講義のなかで鑑賞した作品等にたいする短評(毎回)の提出を求める。
講義計画
評価方法 短評(毎回)、小レポート(1回)および定期試験によって総合的に評価する。
テキスト 藤原恵洋著『上海』(講談社現代新書)
平野純編『上海コレクション』(ちくま文庫)
以上を参考書とする。
その他