07131 日本史A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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青山 幹哉 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 海と河川から見る東海地域 |
講義内容 | つい最近まで河海は、険しい山々を越える陸路より大量の人と物資をすみやかに輸送する交通路であり、同時にさまざまな異界へ開かれたルートであった。この講義では、海と河川からの視座に立ち、尾張と伊勢湾を中心とした地域(水域)における人々の動向から、日本中世社会の変貌を見ることにする。 |
講義計画 | 1.はじめに−海の時代と陸の時代 2.11〜12世紀の尾張・美濃・伊勢 (1)荘園公領制と源氏・平氏 (2)神人・供御人と伊勢湾 3.13〜14世紀の尾張と伊勢湾 (1)鎌倉幕府御家人と海賊・商人 (2)熊野と一遍 4.15〜16世紀の尾張と伊勢湾 5.まとめ |
評価方法 | 学期末における筆記試験および随時に課す小レポートにより評価。 |
テキスト | 特に指定しないが、参考文献として以下の書を挙げておく。 高橋昌明『清盛以前−伊勢平氏の興隆−』平凡社選書85、1984年 森浩一他『海と列島文化8 伊勢と熊野の海』小学館、1992年 網野善彦『海と列島の中世』日本エディタースクール出版部、1992年 綿貫友子『中世東国の太平洋海運』東京大学出版会、1998年 峰岸純夫・村井章介編『中世東国の物流と都市』山川出版社、1995年 その他、授業の中で適宜紹介する。 |
その他 |