07151 西洋史A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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岡地 稔 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | ゲルマン部族王権の成立 |
講義内容 | 民族の枠組みをこえて理念上すべての世界を包摂したローマ帝国は、ゲルマン部族の諸王国よりなる個別的世界へダイナミックに変化する。それは古代世界から中世世界への転機を画するプロセスであり、西洋史研究の大きなテーマの一つである。本講ではこの転換期について、古代諸要素の継承と断絶の諸側面、諸民族の社会と文化が融合して創出された個性的な文明としての中世世界、などの観点から概説する。 |
講義計画 | ローマ世界の中に陸続として入りこんだゲルマン人。ローマ的普遍帝国に代って個別的世界をきずき始めたゲルマン人指導者たち。彼らの「王権」が立脚していたものは何か。いわゆる西ローマ帝国滅亡の直後の時期に「王国」をきずいたテオドリックとクローヴィスの二人の例をとりあげて、ゲルマン人のもとでの王権成立の問題を考えていきたい。 I 問題提起──軍隊王権論をめぐって II 東ゴート王テオドリック 1 東ゴート族──東ゴート王国 2 テオドリック 3 テオドリックの王権 III フランク王クローヴィス 1 フランク族──フランク王国 2 クローヴィス 3 クローヴィスの王権 IV 結び |
評価方法 | 試験 |
テキスト | 使用せず。 |
その他 |