南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
山田 秀
他の科目との関連 教職単位取得のための科目
履修対象学科
副題 日本国憲法の概観、及び、その批判的考察
講義内容  憲法とは何か、日本国憲法の基本理念、それは私たちの現実の生活の中でどのような働きをしているかを考察する。そのため、欧米を視野に入れつつ近代憲法から現代憲法への展開にふれた上で、わが国の憲法について、明治憲法の特質、日本国憲法の成立と展開の過程、国民主権と象徴天皇制、平和主義、人権の保障、統治の仕組、憲法保障の諸問題について述べる。
講義計画 大略以下の順序で講義を展開する予定。
I憲法総論
 (1)憲法とは何か──国家とは何か──国家と憲法の関係。
 (2)基本的人権とは何か──人権はどのように存在するのか。
II日本国憲法概説
 (1)日本国憲法略史。
 (2)現行憲法の諸原則。
 (3)統治機構。
 (4)人権保障の体系とその実効的制度的保障。
 (5)憲法保障論。
評価方法 定期(筆記)試験により評価する。
テキスト 小嶋和司・大石眞著『憲法概観』有斐閣
野中・江橋編著『憲法判例集』有斐閣

【そ の 他】 参考文献は、講義中、及び、講義用に別途作成の上配布するプリントにおいて紹介する。受講者数が100名以下の場合は、毎回小テスト(クイズ形式を含む)を行う予定である。
その他