南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
吉田 竹也
他の科目との関連 文化人類学Aを履修しておくことが望ましい
履修対象学科
副題 文化人類学各論
講義内容  世界観、価値観、生活習慣、宗教、親族、政治、経済など幅広い領域から具体例を取り上げつつ、人間の営みの総体としての文化を研究する文化人類学の視点について説明していく。単に文化人類学のおもな研究や理論を紹介するだけでなく、従来の議論にたいして近年どのような批判的再検討がなされているかについても触れ、文化人類学の現状を明確にしようとする。
講義計画  文化人類学の幅広い研究の中から、いくつかのトピックをとり上げて論じていく。具体的には、(1)19世紀の人類学と進化理論、(2)「未開人」という認識の問題、(3)「民族」概念の問題、(4)「伝統」概念の問題、(5)文化人類学とジェンダー・セクシュアリティ研究、(6)親族論(家族論、出自論、縁組論など)、(7)宗教と世界観、(8)政治と経済、などの中から、適宜検討する課題を選んで論じていく予定である。
評価方法  出欠状況、受講態度、リポート、期末試験などを総合的に判断して評価する。

【そ の 他】 文化人類学の基礎知識について論じるので、文化人類学に興味のある学生は1年次に履修してほしい。
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その他