他の科目との関連 |
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履修対象学科 |
全 |
副題 |
現代人と健康 |
講義内容 |
本講では、WHOによる健康の定義の中から、主に身体的・精神的健康に焦点をあて講義内容を構成する。我々は常に外界から種々の刺激を受けつつも、それらの環境に適応し、恒常性を維持している。「ストレッサーは人生の薬味」とも言われるが、省力化社会の中で、運動刺激不足に起因する疾病も増加の一途を辿っている。ここでは、個人及び集団の健康問題を、国民生活に関する諸調査資料をもとに明らかにすると共に、医療制度はもとより、生活習慣病の予防を始め、精神的健康のための運動の効果・処方などについて考える。 |
講義計画 |
先ず、健康の本質について、健康観の変遷や、現代の主な健康観について概観した後、恒常性、適応作用の意義及びその内容や、疾病による身体の変化など、人体の生理・病理について学ぶ。次いで、個人衛生の立場から、青年期における心身の問題について考える一方、既に青年期から始まるとされる生活習慣病等について、その発生原因や、それらに対する身体運動の効果等について考える。また、公衆衛生の立場からは、環境問題、医療問題、社会保障などの諸問題について考察する予定である。 |
評価方法 |
筆記試験およびレポート、出席状況等により評価する。 |
テキスト |
授業用の資料はプリントして配布する。また、各週毎の講義内容は学内ホームページに掲示する。 |
その他 |
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