09090 学校メンタルヘルス
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秋学期 | |
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長谷川 雅雄 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 2000生以降 |
副題 | |
講義内容 | 仮に、学校の教員となって中学か高校に赴任したとしよう。担当したクラスのなかには、深刻な社会問題となっている「いじめ」や「不登校」の生徒が実際にいるかもしれないのである。あるいは、非行や犯罪絡みの行為を繰り返す生徒とか、あるいはいわゆる「保健室登校」の生徒がいるかもしれないし、また、深刻な悩みに囚われて誰にも相談できず孤立している生徒がいたとしても不思議ではないだろう。彼らは、一般に教師を「困らせる」生徒たちである。このような場合、教師は彼らにどう接したらよいのだろうか。教師として何をすべきか、何をすべきでないのか、という現実の、そして切実な問題に直面することになるだろう。 本講では、学校メンタルヘルスの問題を、外側から批判的に見るのではなく、「現場」における実際面の対応や支援のあり方を中心に考えていく。授業形式としては、講義と討論とを適宜織り交ぜながら進めていきたい。討論では、具体的な場面を設定して、自由に各自の意見を述べ合うことにより、問題の理解や対応について深めていければと思っている。 |
講義計画 | ・教師にとって「困る生徒」とその対応 ・「いじめ」について考える ・「不登校」とその心理的援助 ・いわゆる「保健室登校」について ・学校における支援の連携の問題 ・その他 |
評価方法 | レポートや出欠席などにより、総合的に評価する。 |
テキスト | 特に指定しない。 |
その他 |