南山大学

 
指定
期間
夏期前半
単位
年次
2〜4
担当者
山本 順一
他の科目との関連
履修対象学科
副題 図書館サービスに関する法的検討
講義内容 本年度は、図書館および図書館サービスと法とのかかわりについて検討します。たとえば、公共図書館とそのサービスは、直接的には設置自治体の条例によって規律されるのですが、その背後には図書館法、地方自治法などがあります。また、その立地や建物のあり方については、都市計画法や建築基準法、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(俗にいう‘風営法’)などが大きく関係してきます。このように多数の具体的な法律が図書館と図書館サービスにどのように関わっているのか、一緒に考えてみましょう。
講義計画 1 図書館立法の体系
2 公共図書館(サービス)と図書館法
3 地方分権と図書館
4 図書館と情報政策
5 図書館と都市機能
6 図書館サービスと法
7 ライブラリアンと法
8 図書館と市民参加
9 図書館サービスのアウトソーシング
10 図書館サービスと著作権法
11 知的自由と図書館と法
12 外国の図書館立法
評価方法 受講態度とペーパーテストにより評価する。
テキスト 塩見昇・山口源治郎編『図書館法と現代の図書館』日本図書館協会、2002(初版2刷).

【そ の 他】以下の書物を参照してほしい。
『図書館を支える法制度』勉誠出版、2002(図書館情報学のフロンティア;2).
『図書館法規基準総覧 第2版』日本図書館協会、2002.
その他