17725 国文学特殊講義DI
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選 |
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春学期 |
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安田 文吉 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 近世歌舞伎研究 |
講義内容 | 江戸時代の歌舞伎は、明治以後の新歌舞伎とは大いに異なって、筋立てや時代考証等が実に巧みにしかも面白く構成されている。今回は『妹背山婦女庭訓』を取り上げて、一つの事件が、どのように浄瑠璃・歌舞伎に取り込まれ、しかも人々にどのように影響を及ぼしていったか、などについて詳しく検討する。本講義では、江戸歌舞伎の代表的作品『妹背山婦女庭訓』を取り上げて、VTRを参照しながら、その構成・構造を考え、あわせて近世芸能の特色を検討する。 |
講義計画 | 歌舞伎の成立 歌舞伎の舞台 VTR『妹背山婦女庭訓』の鑑賞 それぞれの作品の構成 それに先行する説話・文学作品・文化の研究 歌舞伎特有の衣裳・セリフ廻し・隈取り・下座音楽・大道具・小道具 歌舞伎の音楽 御園座の四月興行「陽春花形歌舞伎」夜の部の鑑賞と研究 中日劇場の六月興行「市川猿之助歌舞伎公演」夜の部の鑑賞と研究(春学期) 近世芸能文化の特色について考える。 |
評価方法 | 筆記試験 |
テキスト | 『歌舞伎入門』(おうふう)、『歌舞伎のたのしみ』(北白川書房) |
その他 |