南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
SZIPPL Richard
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容 19・20世紀の世界
 西暦1500年頃から、世界各地域の文明圏を結ぶ地球的なレベルでの交流が可能となり、「近代的」な世界が成立し、世界の一体化が始まった。16世紀から18世紀までの間、文化的・経済的・政治的な勢力を強化したヨーロッパの諸国は、19世紀までにほぼ全世界を支配するようになった。しかし、20世紀になると、この支配に抵抗する運動によってヨーロッパの世界支配が崩れ、新しい世界秩序が形成されつつある。
 講義のテーマとしては、ヨーロッパの世界支配の成立・衰退・崩壊と世界の新しい秩序の形成、現代世界の動きなどを取り上げたい。
講義計画  本講義においては、下記の諸項目のもと、ヨーロッパの世界覇権とそれに対する反応に焦点を当てて、一体化しつつある近代世界の歴史の流れを考えていく。
1.ヨーロッパ化された南北アメリカ大陸
2.直接的に支配されたインド
3.直接的に支配されたアフリカ
4.間接的に支配された中国
5.間接的に支配された中近東
6.ヨーロッパの世界支配の衰退と崩壊
7.第一次世界大戦
8.第二次世界大戦
9.冷戦時代の世界
10.冷戦後時代の世界
評価方法 試験の結果を中心に評価するが、出席も重視する。
テキスト テキストや参考文献については、講義中に指示する。
その他