20606 世界史概説
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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SZIPPL Richard |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 19・20世紀の世界 西暦1500年頃から、世界各地域の文明圏を結ぶ地球的なレベルでの交流が可能となり、「近代的」な世界が成立し、世界の一体化が始まった。16世紀から18世紀までの間、文化的・経済的・政治的な勢力を強化したヨーロッパの諸国は、19世紀までにほぼ全世界を支配するようになった。しかし、20世紀になると、この支配に抵抗する運動によってヨーロッパの世界支配が崩れ、新しい世界秩序が形成されつつある。 講義のテーマとしては、ヨーロッパの世界支配の成立・衰退・崩壊と世界の新しい秩序の形成、現代世界の動きなどを取り上げたい。 |
講義計画 | 本講義においては、下記の諸項目のもと、ヨーロッパの世界覇権とそれに対する反応に焦点を当てて、一体化しつつある近代世界の歴史の流れを考えていく。 1.ヨーロッパ化された南北アメリカ大陸 2.直接的に支配されたインド 3.直接的に支配されたアフリカ 4.間接的に支配された中国 5.間接的に支配された中近東 6.ヨーロッパの世界支配の衰退と崩壊 7.第一次世界大戦 8.第二次世界大戦 9.冷戦時代の世界 10.冷戦後時代の世界 |
評価方法 | 試験の結果を中心に評価するが、出席も重視する。 |
テキスト | テキストや参考文献については、講義中に指示する。 |
その他 |