南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
服部 裕幸
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容  ロボットや人工知能の可能性、生物の一種である人間になぜ心があるのか、といった現代的問題を取り上げ、存在論、認識論、倫理学、論理学、の各分野からそれらがどのような仕方で考えられるかを検討することによって、哲学的にものを考えるとはいかなることか、またどのようなものが哲学の基本問題なのかを概説する。
講義計画 1 哲学とは何か?素朴な疑問を捨て置かず、とことん追求するのが哲学

以下、次のような問題を手がかりにして順次、存在論的問題、認識論的問題、論理学的問題、倫理学的問題を考察していく予定である。

2 科学者はこの世界が素粒子から出来ていると言うが、それはどういうことなのだろうか?
3 また、そう考えたとき、人間の精神のようなものはどうなってしまうのか?
4 ルールはなぜあるのか、また守らなければならないのか?ルールは地域や時代によって異なるものと言うが、普遍的なルールというのはないのか?

出来るだけ学生諸君と議論しながら授業を進めるようにしたいと思っている。
評価方法 基本的には学期末に実施するテストによって評価するが、可能であれば出席状況をも加味したい。
テキスト 特定の教科書は使用しないが、次の文献を参考書として推薦する。
沢田允茂、黒田亘編『哲学への招待』有斐閣
野矢茂樹著『哲学の謎』講談社現代新書
その他