21701 キリスト教倫理学B
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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浜口 吉隆 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | キリスト教的徳論 |
講義内容 | 徳とは何か。徳と倫理の関係から徳の意味について、またキリスト教固有の徳について学ぶ。元来、倫理は徳を身につけることと関連しており、有徳な人を理想とする人間形成の課題を論じる。ギリシャ思想を背景とした初代と中世における徳のキリスト教的理解を深め、現代世界における徳の意義を再検討する。例えば、ギリシャの枢要徳(賢明、正義、剛毅、節制の四元徳)のキリスト教的理解を踏まえながら、聖書やキリスト教に固有な対神徳(信仰、希望、愛)や礼拝という宗教的行為における敬神徳について講述する。なお、キリスト教的徳と日本における徳との関連にも道が開かれればと期待している。 |
講義計画 | これらの内容を次の順序で講述する。 (1)徳とは何か (2)徳と倫理の関係 (3)ギリシャ思想の徳論からキリスト教的徳論へ (4)ギリシャの枢要徳とそのキリスト教的理解 (5)キリスト教の対神徳 (6)聖書におけるその他の徳(従順、謙遜、忍耐など) (7)キリスト教の礼拝と敬神徳 (8)日本における徳との関連 特にギリシャ思想を背景とした中世キリスト教における徳の理解への道を学ぶとともに、現代世界における諸徳の意義を再検討する。 |
評価方法 | 筆記試験またはレポート提出により評価するが、講義への出席も重視する。 |
テキスト | 講義録を配布し、その都度参考文献を提示する。 |
その他 |