22120 人類文化学演習I
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伊藤 秋男 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | ユーラシアの考古学 |
講義内容 | 数百万年におよぶ進化の歴史をとおして、人類は他の地球生命には見られない独特の生活形態を形成し、発展させてきた。それが今日われわれを生かしている文化である。人類文化学演習Iは、そのような人類の生き方としての文化を、歴史、生活技術、思想、社会、宗教など様々な切り口から研究し、人類の自己理解を深めることを目的とする。また、人類の文化はたんに過去の産物ではなく、歴史的な形成物としてわれわれ自身が次の世代に受け継がせていくべきものである。したがって人類文化の今日的課題と次世代の子どもたちに継承させる将来像を考えさせ、討論させることもこの演習の課題のひとつとなる。 |
講義計画 | 1)時代と地域はとくに限定しないが、ヨーロッパ・中国・日本・朝鮮半島の古墳文化を中心に勉強する。 2)受講生の課題に対する興味がどこにあるか、を開講時に相談する。 3)課題設定に対する助言を通して、発表題目を決める。 4)課題について2〜3週間の時間をかけて、図書館・博物館・現地調査などで調べる。 5)発表資料(レジュメ・写真・図面など)を作成して、自分が調べた内容を口答で発表する。 6)質疑応答ののち、発表成果の評価をうけて、今後の研究の指針とする。 7)発表した内容をレポートにまとめて提出する。 8)受講生の人数にもよるが、少なくとも年間3回は発表を義務づける。 |
評価方法 | 発表資料の作成方法、発表内容と態度、レポート、参画意欲度などから総合的に評価する。 |
テキスト | 特にテキストは指定しないが、新聞の考古学関係の記事には、できるだけ目を通すようにする。 |
その他 |