南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
斎藤 衛
他の科目との関連 「人文学基礎論(言語学入門)」をすでに履修していること。
他学科履修
副題
講義内容  文法論、音韻論における伝統的な問題をとりあげ、詳しく議論する。Joseph Greenbergの語順の類型論に関する一般化、Edward Sapirの音素の心理的実在性に関する議論、Noam Chomskyの生得性仮説を解説し、言語研究のありかたについて考えていく。
講義計画  現代言語学は、言語研究を通して、人間の言語知識を対象とした科学的理論を確立することをめざす。しかし、言語研究のありかたについては、様々な立場があり、現在も盛んに論争が行なわれている。本年度は、「講義内容」に挙げられているトピックを題材として、言語研究は何を対象とすべきか、言語に関する科学的理論は可能か、といった根本的な問題について考える予定である。
評価方法 試験
テキスト 講義の初日に紹介する。
その他