22426 民族誌学
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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吉田 竹也 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 20世紀の文化人類学は、研究者自身が長期にわたって現地調査をおこない、その成果を民族誌というかたちにまとめ提示するという独特の学問的スタイルを確立した。講義では、代表的な民族誌を紹介しつつ、民族誌という方法の意義や特徴について検討するとともに、民族誌をめぐる近年のあらたな研究動向についても触れ、人文社会科学における民族誌学の位置づけについて考察する。 |
講義計画 | まず、「民族誌」が何であるのかについての概要を説明する。次に民族誌研究の成立から発展、そして近年における根本的な批判までにいたる民族誌論の流れを説明する。講義の後半では、民族誌の具体例(著書もしくは論文)を取り上げて、それを読み込みながら、民族誌的研究について考察しようとする。 なおこの講義は民族誌について知るトレーニングの場という性格をもっているので、履修者には数冊の民族誌を読んでもらい、適宜リポートを提出してもらう。半分は講義、半分は演習的な授業だと理解してほしい。 |
評価方法 | 出欠状況、受講態度、リポート、期末試験などを総合的に判断して評価する。 |
テキスト | |
その他 |