22606 言語と知識(言語類型論と統語理論)
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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青柳 宏 |
他の科目との関連 | 「人文学基礎論(言語学入門)」、「言語論」などの科目で、生成文法の統語論の基礎を既修のこと。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 普遍文法と言語類型論 |
講義内容 | ヒトという種が生得的知識として普遍文法(Universal Grammar)を有するという生成文法の仮説をもとに言語類型論を考える。世界のさまざまな言語には、基本語順を初めとして、文法関係の表し方、主語と動詞の一致の有無、格表示の方法、疑問文のつくり方、複合動詞の結合のし方などに差異がみられるが、これらをどうすれば統一的かつ原理的に説明できるかを考える。 |
講義計画 | まず、講義の前半では、普段あまりなじみのない言語(過去に取り扱った言語はTamil, Tohono Oユodham, Diyrbal, Ainuなど)のデータを実際に分析して、言語分析の基礎を身につける。 そして、後半では、Greenberg(1966), Roberts(1997)などの言語類型論の文献を渉猟し、前半で分析した言語にみられる事実がどう説明されるかを検討する。 |
評価方法 | 出席、授業中に出される課題、期末試験の結果を総合的に加味して評価する。 |
テキスト | 適宜プリントを配付する。 |
その他 |