22701 文化交流史
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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伊藤 秋男 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 古墳時代の東アジア |
講義内容 | ヨーロッパから中央アジアを経て東アジアを包括するユーラシア文化史学は、ここ四半世紀のあいだに長足の発展をとげ、江上波夫氏の提唱する騎馬民族征服王朝説を補強するデータに恵まれるようになった。一方で、韓国において日本型の前方後円墳が実在することが確認されるようになった。この講義では、この騎馬民族征服王朝説と前方後円墳の韓国所在論の二つの問題を基軸にすえて、関係資料を比較考古学的に分析することによって、古墳時代の東アジアに展開した文化交流史にスポットをあててみたい。 |
講義計画 | 個々の知識を修得することは、それほど大切なことではない。できるだけ毎回、プリントやスライドなどの映像を通して、たくさんの考古資料を提供するから、これらの資料を材料にして、受講者の皆さん自らが、主体的に考えていただく時間にしたい。 |
評価方法 | 筆記試験と出席回数などから総合的に評価する。 |
テキスト | 必要に応じてプリントを配布する。 |
その他 |