南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
津村 俊充
他の科目との関連 人間関係プロセス論(グループプロセス)、人間関係フィールドワーク、人間関係トレーニング、社会心理学をとっていることが望ましい。
他学科履修 不可
副題 社会心理学研究
講義内容  人間の発達、人間関係、環境との関わり、心の諸問題、学習、家族、文化など、教育学や心理学、人間関係論の領域におけるさまざまなテーマを選んで発表・討論するとともに、それらの問題と教育との関わりについて考察することを目的とする。
講義計画  春学期には、各個人の関心事に基づき、文献を調べ、これまでの研究論文から学び、自分の研究計画を立てる。できる限り、研究に対する問題意識として、単に調査して調べるだけでなく、何か(自分や対人関係、グループなど)の変革に取り組むようなアクションリサーチになることをめざしたい。秋学期には、調査や実験、質問紙調査などを実施、データを分析し、最終的には研究報告書としてまとめてみることを求める。

年間の授業計画としては、以下の通りである。
(1) 自分の関心をもった研究論文紹介(4〜5月)
(2) 研究計画の立案・発表(6〜7月)
(3) 研究計画の確定(夏合宿)
(4) 調査・実験の実施(9〜10月)
(5) 結果の分析(11月)
(6) 報告書の作成(12〜1月)
評価方法 授業への参加度、討論への関与度、および提出された研究報告書により評価する
テキスト 吉田・松原編著 「社会心理学−個人と集団の理解−」 ナカニシヤ出版

【そ の 他】 ゼミ生は、社会心理学ゼミとして、共に学ぶ一つのグループを形成するわけであり、受講者同士の関係(グループ)にも焦点をあて“今ここ”での関係の変革にも意識的に取り組みたい。
夏・春には、ゼミ合宿を行い、全員参加すること。
その他