23666 教育社会学
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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加藤 隆雄 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 教育社会学の古典社会学的源泉について理解を深め、現実の教育現象を見る基本的視角を確立した上で、教育と社会についての教育社会学の諸研究の展開について論じる。 |
講義計画 | 子どもと学校を社会学的に分析する視点として、(1)子どもの自我形成と社会化,(2)教育の社会的機能,(3)階層文化と文化的再生産の三つを設定し、古典社会学・相互作用論・機能主義・葛藤理論などの立場を説明していく。 1 社会学的視点とは何か・〈子ども〉の変質と現代社会における社会化 2 社会化の理論(1) フロイト:性的発達の理論/エディプス・コンプレックス 3 社会化の理論(2) ミード:他者の役割取得/playからgameへ/一般化された他者/Iとme 4 社会化の理論(3) デュルケム:近代社会とアノミー/方法的社会化 5 社会化の理論(4) パーソンズ:ホッブズ問題/超自我と社会規範/社会システム/家族 6 教育と不平等 コールマン・レポート/ジェンクス/メリトクラシー 7 教育と社会移動 ブラウ&ダンカン/SSM調査/競争移動・庇護移動/トラッキング/クーリングアウト 8 社会階層と教育 コーン/ボールズ&ギンティス 9 文化的再生産論(1)バーンステイン:精密コードと限定コード 10 文化的再生産論(2)ブルデュー:文化資本/ハビトゥス/階層文化 11 文化的再生産論(3)ウィリス:労働者階級文化/cultural studies/ジェンダー 12 学校の社会学 学校の機能/学級内相互作用/学歴社会 |
評価方法 | 出席及び学期末試験。 |
テキスト | 特に用いない。参考書は講義時に指示。 |
その他 |