南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
池住 義憲
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容 日本人として、アジア諸国や日本国内で生じている人権を巡る諸問題に対する気づきを広げ、思考を深め、行動化の可能性を探るための体験学習をおこなう。
講義計画 他者(隣人)に出会って、自らの生き方・あり方を学ぶ。他者(隣人)に学んで自らを見直し、変えていく。このセミナ−では、私たち日本にいる者がアジアに胸を借りて、アジアから学びます。単に理解を深めたり、また、知識をふやすことを目的とせず、人間としての根源的な生き方を探り、自らを変えることをねらいとして以下のようなテーマ、内容などに向き合い、取り組みます。

  ・『アジアの現実と私たち:アジアの農村女性は今』
  ・『車椅子から考える海外協力・福祉・人間関係・・・』
  ・『滞名古屋フイリピン人女性労働者と私たち』(現地訪問を含め学外で行う)
  ・『二つの性搾取・性差別:”従軍”慰安婦問題と観光売買春』
  ・『沖縄で起こっている日本の問題!』(リソース・パーソンを招いて)
  ・『在日コリアンと私たち』(リソース・パーソンを招いて)
  ・『笹島・栄の日雇労働者との対話』(現地訪問を含めて学外で行う)
  ・『死刑制度と私たち』
  ・『被差別部落の人たちと私たち』、などなど・・・。
評価方法 「自己評価」という方法をとります。自分にとって毎日の講義の終わりに、その日の内容は自分にとってどういう意味・価値(Value)があったかを自ら引き出し(Ex−)、「評価(Evaluate)」してもらいます。試験およびレポート提出はありません。一緒に考え合い、学び合うために「出席」を大切にします。尚、評価はPF方式で行います。
テキスト ありません。現実に社会で起こっていること(社会の現状・脈絡、コンテキスト)そのものがテキストです。必要があればその都度関連資料などを紹介します。

【そ の 他】通常授業は2コマ連続で行います。また、2003年10月末の5〜8限目の学内授業の続きとして、夕方に学外授業(笹島方面)を行います。
その他