24122 日本文化学演習I
|
必 |
|
通年 |
|
4 |
|
3 |
|
伴 紀子 |
他の科目との関連 | 「日本語の教育と学習」を既に履修済みか現在履修中であることが望ましい |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 第二言語学習の視点からみた日本語教育法研究 |
講義内容 | 日本文化、日本文学、日本語学、日本語教育の分野において、テーマを絞った上で、主要文献を読みすすみながら、討論を行う。日本という共通の軸を中心に、人間とは何かという根元的課題にせまるべく、人類に共通の課題として、それぞれのテーマを掘り下げていく。同時に、選択したテーマをいかに教授していくかという問題にも触れていく。資料を収集することや、分析を行うことを訓練しつつ、レポートにまとめあげることを学習する。 |
講義計画 | 本演習では、言語教育の焦点は教師から学習者に移り、教え方の改良に関心が向けられていたものが、いまでは第二言語や外国語の習得や学習を学習者がどのように取り組むかに関心が高まってきているので日本語学習者に焦点を当て、日本語の習熟度に違いをもたらす学習者個人に内在する要因(動機づけ、学習に対する確信、学習スタイル、ストラテジー、など)から教室での学習(文法の扱い、単語・漢字の学習、タスク活動からの影響、学習のプロセス)まで、日本語との接触場面にかかわるさまざまな問題をいっしょに考えていこうと思う。 春学期では、第二言語学習について文献の講読を通して理解を深める。データ収集のための観察法、調査法、面接法、学習ダイアリー発話思考法を検討する。そして、日本語母語話者と非母語話者の分析を分析し、発表する。秋学期には、研究レポート作成のための研究計画を立案した後、自分が選択した方法でデータを収集して、分析考察を行い、発表する。 |
評価方法 | 担当発表、質問や意見などの授業への貢献度、期末レポート(春学期、秋学期で各1部ずつ)、などを総合的に評価する。 |
テキスト | 岡崎眸・岡崎敏雄『日本語教育における学習の分析とデザイン』凡人社2000 |
その他 |