南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
4
担当者
櫻井 進
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 文化としての<装うこと>・<食べること>・<住まうこと>
講義内容  日本文化、日本文学、日本語学、日本語教育の分野において、テーマを絞った上で、主要文献を読みすすみながら、討論を行う。卒業研究として各自のテーマの発見と、関連文献の検索などを指導しながら、テーマごとに学生の研究発表を行い、クラスで討論を行う。学生と教員の討議を通して、分析を深め、各自のプロジェクトを卒業論文の形にまとめあげることを最終目標とする。
講義計画  私たちにとって最も身近な文化である<装うこと>・<食べること>・<住まうこと>(衣食住)をテーマとして設定します。これらの行為は人間が自然とどう関わり、また、人間どうしがどのような関係を築いていくかに関わっています。扱う素材は、芸術・芸能・文学・建築・都市・インテリア・食事・民俗・ファッション・映画・アニメ等幅広い領域にわたります。
 春学期は、<装うこと>・<食べること>・<住まうこと>に関わる基本的な著作・論文を各人の関心にしたがって選択し、分担して発表し、討論を行っていきます。このとき重要なのは、参加者自身がみずからの感覚にもとづいて問題を見いだし、自由に発想し、感じ、既成の考え方や感覚から脱却してゆくことです。そうした新しい発想によって、今まで見えなかった文化のありかたに目を開いてゆくことです。そして、さまざまな文献やテクスト(文字で書かれたものには限定しません)を読解して視野を広めていっていただき、同時に、指導教員とのチュートリアル(個人指導)を含めて、研究プロジェクト(卒業論文)のテーマを見つけていきます。
 秋学期は、春学期に獲得した視野をもとにして、研究プロジェクトの具体的な内容に関する発表を行っていただきます。
 なお、ゼミの発表の2週間前から演習指導を行い、一週間前には、他の参加者に読んでもらう資料が配布するようにします。3回程度の事前指導を行います。
評価方法 ゼミでの発表(15%)・春学期のレポート(15%)・研究プロジェクト(70%)による。
テキスト コピーによる。
その他