南山大学

 
指定
期間
夏期前半
単位
年次
2〜4
担当者
服部 範子
他の科目との関連 言語学概論程度の基礎知識があることが望ましい
他学科履修
副題 変異理論の枠組みによることばの変化の研究
講義内容  実際の社会で使われる言語は必然的に変異を伴い、変異は話者の社会的要因(年齢、性別、階級等)や文脈に依存し、また言語変化の始まりとなりうる。変異に注目して言語と社会の関係を捉えようとする社会言語学の方法論を概観し、主として日本語を例に具体的な問題のありかを検討し、分析していく。
講義計画  社会言語学の理論を踏まえて、言語の音声・音韻、形態、統語、語彙のレベルにおける変異を考察する。具体的には、米英における変異理論の発展を辿りながら、データの収集方法、分析方法を学び、日本語の分析例をもとに今後の課題を探っていく。
評価方法 試験、レポート、出席状況を総合して評価する。
テキスト テキスト:中尾俊夫・日比谷潤子・服部範子『社会言語学概論』
くろしお出版。
その他