40541 第三世界論
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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遅野井 茂雄 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 第三世界の開発をめぐる諸問題を、国際システム、開発と政治体制を中心に概説する。近代化論、低開発論、新古典派論など開発論の系譜を、非同盟運動や南北問題の登場といった戦後国際政治の流れの中で把握し、第三世界の多様化、ポスト冷戦期における第三世界の変容を検討する。併せて「開発独裁」など開発と政治体制のあり方や民主化との関係を、ラテンアメリカとアジアの比較から考える。 本年度はラテンアメリカとの関りで論ずることが多くなるので留意されたい。 |
講義計画 | 1.第三世界とラテンアメリカ ・非同盟運動から南北問題 ・ポスト冷戦とグローバル化 2.開発論の系譜 ・近代化論から低開発論 ・「東アジアの奇跡」とラテンアメリカ(国家と開発、工業化方式) 3.多民族国民国家の行方 4.革命と改革 5.軍と政治、開発独裁の比較 6.宗教と政治、解放の神学 7.都市化の政治変動 8.民主主義と経済発展 9.地域統合と第三世界、反グローバリズム運動 |
評価方法 | 期末試験と授業参加度による。 |
テキスト | 加茂雄三・遅野井茂雄ほか『ラテンアメリカ』(自由国民社、1999) |
その他 |