43301 演習I
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必 |
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大久保 泰甫 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 現代フランスの教育──制度・内容・政策── |
講義内容 | いかに文献を読み、いかに研究して、それをいかに論文の形にまとめることができるのかを学ぶ。具体的には、それぞれの分野における作品・文献を読み、資料収集・資料研究をしながら、各研究領域に必須の専門知識・技術を身につけると同時にその研究方法・研究動向についても広く学び、将来の卒業論文のテーマを設定する準備をする。 |
講義計画 | 一国の教育制度は、いかなる市民を育成するのかという課題への回答という側面とともに、それ以外にも、平等な機会の保障とエリート養成という一見両立困難な要請や、あるいは社会経済的発展との整合性など、さまざまの課題に対応しなければならない。つまり、教育制度の分析は、フランスの場合も非常に複雑であり(国際的・国内的・地方的比較も必要)、同時に極めて興味深いテーマである。 本演習では、まず初めに、フランス教育制度の全体像(幼児教育、初等教育、中等教育、バカロレア、高等教育、職業技術教育、生涯教育等)及び制度の前提をなす理念をできる限り詳しく学んでいくが、その際、今日までの制度変遷の歩みとその理由を押さえつつ理解を深めたい。次に教育内容について、初等教育における「三区分教授法」など、国際的にも注目された改革動向を把握する。更に、現段階における教育政策の課題と方向性を明らかにすることを目指す。 日本語・フランスのテキスト講読、参加者の研究発表を適宜絡み合わせる。できれば、ゲストもよびたい。これと並行して卒業論文指導を行う。 |
評価方法 | 平常点(出席状況、テキスト講読、発表)、及びレポート。 |
テキスト | プリントを配付の予定。 |
その他 |