44871 ドイツの経済
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選 |
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夏期前半 |
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2 |
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3・4 |
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福田 敏浩 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 現代の経済体制思想─「第3の道」考─ |
講義内容 | ドイツにおける産業化(工業化、産業革命)は、どのように開始し、どのような特徴をもっていたか、それはどのように現代ドイツ経済の特徴となっているかを解明する。講義のキーワードは、産業化、人口動態、都市化、社会的・地理的流動性である。 |
講義計画 | 今年度にかんしては、上記講義内容のなかで、とくに以下の内容を中心とする。 20世紀は経済体制思想の競演の時代であった。世界各地でさまざまな経済体制の実験が行われ、それに応じて経済体制思想も多彩に展開された。その中で注目すべきは「第3の道」(the third way)の議論が登場したことである。「第3の道」とは現在の資本主義と現存の社会主義を超えた理想的経済体制を提案しようとする議論である。本講義ではヨーロッパにおける「第3の道」論を取り上げ、各説の特徴や現代的意義などを明らかにしてみたい。 本講義のおおよその順序は次のとおりである。 1.経済体制実験の時代 2.新自由主義の第3の道 3.社会民主主義の第3の道 |
評価方法 | 集中講義最終日に実施予定の筆記試験と出席回数によって評価する。 |
テキスト | テキストは使用しない。授業はノート講義での形式で行う。講義資料を適宜配布する。 参考書:野尻武敏『第3の道』晃洋書房、A. ギデンズ『第3の道』日本経済新聞社、福田敏浩『体制移行の経済学』晃洋書房 |
その他 |