南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
SZIPPL Richard
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容  ドイツの国際的地位は19世紀後半の国家統一から現在まできわめて複雑なものである。ドイツは特に20世紀の二つの世界大戦においてヨーロッパだけでなく、世界の動きにも大きな影響を及ぼしてきたし、第2次世界大戦後の分割と再統一も大きな国際問題であった。
 本講義では、19世紀後半のドイツ統一から20世紀の再統一現在までのドイツの国家統一とドイツ帝国の成立の背景にあった外交問題、帝政時代の国際関係(ビスマルクの同盟・協商体制、ヴェルヘルムの時代の「世界政策」、第1次世界大戦、ワイマル時代の外交政策、ヒトラーの外交政策、第2次世界大戦、戦後のドイツ外交政策、ドイツ統一問題と外交政策などを取り上げ、ドイツの国際的地位についての理解を深めていく。
講義計画  本講義では、次の項目の順に19世紀後半のドイツ統一から20世紀の再統一までのドイツの国家統一の背景にあった外交問題や国際関係を考察していく。
   (1) ドイツ帝国の成立
   (2) 帝政ドイツの外交(ビスマルクの外交、ヴィルヘルム2世時代の「世界政策」)
   (3) 第1次世界大戦前の国際関係
   (4) ワイマル時代の外交
   (5) ヒトラーの外交と第2次世界大戦
   (6) 戦後のドイツ外交
   (7) 国際問題としての1990年のドイツ統一
評価方法 定期試験の結果、出席、参加姿勢を合わせて評価する。
テキスト テキストや参考文献については、講義中に指示する。
その他