44891 ドイツ文学研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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林田 雄二 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 演劇作品は、それが書かれた時代に生きた人々の抱えた様々の問題を直接法によって表現する手段である。それ故、作品解釈に当たって、作品内在的な分析のみならず、それぞれの時代、社会と作品の関係にも重点が置かれる。 |
講義計画 | Heinrich von Kleist(1777−1811)とその時代 −Kleistの初期の演劇作品− Heinrich von Kleistは、1811年ベルリン郊外ヴァンゼー湖畔で人妻とピストル自殺を図るまでの34年の生涯の中で8つの演劇作品と幾つかの珠玉の短論小説を残している。講義では、初期の演劇作品に対象を絞って、作品が書かれた時代的な背景にも目をやりながら、作品の意味を解き明かしていきたい。 1.19世紀初頭までのドイツ演劇史概観 2.18世紀終わりから19世紀初頭のドイツの演劇状況 3.18世紀終わりから19世紀初頭の社会状況 4.H. von Kleistの生涯 5.悲劇“Die Familie Schroffenstein” 6.喜劇“Der zerbrochene Krug” |
評価方法 | 1.講義への積極的な参加態度 2.レポート |
テキスト | クライストの作品の翻訳を読んでおくこと。 (図書館参考図書) |
その他 |