南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
森山 幹弘
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容  近代以降のインドネシア文学の研究を行なう。文学の生成に関わる言語、読者、出版、国家など文学をめぐる営為について考察を行ない、他方で文学作品それ自体を分析していく。具体的には特定の作品(群)を選び、講義とゼミ形式を組み合わせた授業を行なう。
講義計画 インドネシア文学というものは決して自明のものではない。まずもってインドネシアには多くの言語が存在し、それぞれに文学を有しているからである。次に、その言語の成立が政治的なものであったことを考えると、インドネシア文学自体の政治性ということを無視するわけにはいかないからである。この講義では「インドネシア文学」(=インドネシア語で書かれる文学)の成立について考察していく。
評価方法 平常点とレポートで評価する。
テキスト 宇戸清治・川口健一編『東南アジア文学への招待』段々社、2001年。
インドネシア語のテキストは授業中に配付する。
その他