45771 ベトナム文化研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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宮沢 千尋 |
他の科目との関連 | ベトナム社会研究と併せて履修することが望ましい |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | ベトナムにとって近代との出会いは、フランスによる植民地化であった。この危機に従来の支配イデオロギーであった儒教は対応できず、20世紀初頭から「忠君」と「愛国」の分離、「国民」概念の創出、フランス文明への同化、独立と社会改革を視野にいれた社会主義思想など、様々な思想が生まれた。これらを検証しつつ、民間における儒・仏・道のシンクレティズムにも触れる。 |
講義計画 | 1.ベトナムの生態的特殊性(東南アジアの「辺境」) 2.ベトナムの歴史的特殊性(東南アジア的王権と脱中国化のための「中国化」、南進) 3.ベトナム・ベトナム族の基層文化。その一。仏教・道教・儒教 4.ベトナム南部宗教 モダニティーとシンクレティズム 5.ベトナムの「むら」 6.ベトナム語の世界 7.ベトナム・日本前近代関係史「鎖国」は本当か? 8.ベトナム近代思想史(西欧の衝撃。「鎖国」か「開国」か) 9.開明的知識人の登場(「忠君」と「愛国」の分離。ファン・ボイ・チャウ、ファン・チャウ・チン) 10.親仏・改良主義者の登場(グエン・ヴァン・ヴィン、ファム・クイン) 11.ベトナム近代文学 12.ドイモイ以降の「民族の伝統」への回帰(文化・民間信仰の状況) 13.ベトナム映画鑑賞 |
評価方法 | 未定 レポ−トか試験による(受講者数によって対応したい) |
テキスト | 教科書ではないが、参考書として 桜井由躬雄編『もっと知りたいベトナム 第一版』、同第二版(弘文堂) 坪井善明編『アジア生活読本 ヴェトナム』河出書房新社 桜井由躬雄・桃木至朗編『ベトナムの事典』 |
その他 |