南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
吉本 佳生
他の科目との関連 並行して「国際金融論I・II」を必ず受講すること。また、「特別テーマ講義」のうち金融関係のテーマが設定されている科目についても、並行して受講することが望ましい。
他学科履修 不可
副題 「円相場、株価、国債価格、金融先物・オプションの価格などの変動について分析する」
あるいは、「銀行・証券会社などが販売する各種の金融商品について分析する」
講義内容  個々の学生の興味に応じて、いろいろな金融取引シミュレーションをやってもらい、それを通じて、現実の金融現象について論理的に正確に分析できるようになってもらうことを課題とします。
講義計画  春から夏休み前までは、共通課題として、下記の金融シミュレーションをやってもらいます。みなさんは金融取引の専門家として顧客から1億円を預かったと想定します。そして、教員が提示した「株式・国債・円預金・投資信託・外貨預金・外債・先物・オプションなど」のメニューの中から5種類以上を選んで、その1億円を運用するシミュレーションを、個人ごとの判断でおこなってください。その上で、毎週、自分の運用成績を計算し、なぜその運用結果になったのか分析し、今後の運用プランを提示するレポートを作成して、提出してください。教員は、みなさんにお金を預けた顧客の立場から、みなさんに対して質問し、その質問にきちんと答えられない場合には、追加のレポートを要求します。
 夏休みの間に、各自、どのタイプの金融取引を中心に研究するのか、例えば「自分は株に絞って研究する」というように、テーマを決めてもらいます(できれば、夏にゼミ合宿をおこなって、その際にいろいろと議論・相談しながら決めてもらいたいと思います)。秋からは、それぞれが研究テーマとして選んだ金融取引について、そのしくみを調べながら、新たに、その金融取引を中心にした運用のシミュレーションをやってもらいます。そして毎週、運用成績・運用分析・今後の運用プランについてのレポートを提出してください。
評価方法 毎回のレポートで評価しますが、必要に応じて追加課題の提出を求めます。
テキスト 海外投資を楽しむ会編著『インターネット株式投資術入門』メディアワークス
海外投資を楽しむ会編著『インターネット株式投資入門[デリバティブ編]』メディアワークス
 ※この2冊については、2003年4月の初回の授業までに読んでおくこと。
その他