51681 計量経済学I・II
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選 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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近藤 仁 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 計量経済分析 |
講義内容 | 現実のデータを基礎に経済的な仮説を検証する手法を研究すること、およびコンピュータを用いて実証的に分析することが計量経済学の学問領域である。計量経済学I(春学期)では、まず、経済データの種類や特性を理解するとともに、エクセルによるデータ加工の手法を学習する。さらに、計量モデルの特性、および基本的な計量分析手法である「最小二乗法」の理論や分析結果の評価方法を修得する。計量経済学II(秋学期)では各自でテーマを選び、エクセル用の計量経済分析ソフトを利用して実証分析を行うとともに、実際の分析において生じる問題の解決方法を学習する。 |
講義計画 | 計量経済学I (1)経済データ種類と特性 ・時系列データとクロスセクションデータ ・フローデータとストックデータ ・年次(暦年、年度) ・四半期データの特性や季節調整 ・指数データの作成や基準年次の変更方法 (2)エクセルによるデータ分析 (3)計量経済モデル (4)最小二乗推定法 ・計量経済分析とその利用 ・最小二乗推定法 ・最小二乗推定量の統計的特性 ・推定結果の評価(説明力、有意性検定、自己相関の有無等) 計量経済学II (1)エクセルによる実証研究 (2)推定手法の拡張 ・多重共線性がみられる場合の推定 ・ダミー変数導入の意義と注意点 ・ラグの使用方法 ・構造変化 ・一般化最小二乗法の利用 ・予測とシュミレーション 等について学習する。 |
評価方法 | レポート及び実証研究報告と試験で総合的に評価する。 |
テキスト | 蓑谷千凰彦『計量経済学(第3版)』(スタンダード経済学シリーズ)、東洋経済新報社、1997年 |
その他 |