51715 経済政策論I・II
|
選 |
|
春学期 秋学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
水谷 重秋 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 経済政策論の基本的な考え方と応用 |
講義内容 | 資本主義国家においては、経済問題は主として市場機構を通じて解決されることになっている。しかしこの機構にはいくつもの重大な欠陥がある。市場機構ですべての経済問題がうまく解決されるわけではないのである。資本主義国家の政府には、この市場の欠陥を補完する役割、すなわち資源配分機能、経済安定化機能、富と所得の再分配機能という3つの役割がある。本講義では、これら3つの機能を、ミクロ経済学とマクロ経済学の知識を援用しつつ解説する。 |
講義計画 | 以下の項目を2〜3回の講義で解説してゆく。 経済政策の理論的基礎(経済政策の目標、政策主体と意思決定機構) 資源配分と価格機構(資源配分政策の基準、厚生経済学の基本定理) 市場の失敗 所得分配政策(所得分配の基準、最低水準の保障) 経済成長政策 経済安定政策(成長と安定の理論と経済政策、財政政策、金融政策) 環境政策(環境破壊の現状と環境政策) |
評価方法 | 期末試験と小テストの結果を総合して評価する。 |
テキスト | 酒井邦雄他『経済政策入門』(成文堂、2002年)を予定しているが、変更の可能性あり。教科書販売の時期に書店で確認すること。 |
その他 |