51815 経済倫理学I・II
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選 |
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春学期 夏期前半 |
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2 |
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2〜4 |
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橋本 昭一 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 経済行為と価値規範 |
講義内容 | 春学期(経済倫理学I)では、人間生活の意義・人間生活の前提としての環境・自然環境と社会環境と文化環境・選択行為の基準としての価値の諸相・目的>手段関係としての選択 過剰の中の不足といった原理的問題を扱う。 夏期集中(経済倫理学II)では、カトリック社会論の系譜を思想史的に解説する。 |
講義計画 | 経済倫理学I 1 人間性格論 2 人間生活と経済 3 環境論(自然と社会と文化) 4 唯物論と観念論 5 個人主義と全体主義 6 保守主義と革新主義 7 価値と選択 8日本型システム論 9 グローバリゼーションの光と影 経済倫理学II 1 カトリック社会論の歴史的背景 2 「レールム・ノヴァールム」(1891)労働問題 3 「クワドラジェシモ・アンノ」(1931)補完性原理 4 「マーテル・エト・マジストラ」世界的共通善 5 「パーチェム・イン・テリス」(1963)世界的連帯 6 第二バチカン公会議の現代世界憲章 7 「ポプロールム・プログレッシオ」(1967)社会的開発論 8 「ラボーレム・エクセルチェンス」民族の解放 |
評価方法 | I.論述試験(穴埋めを含む) II.レポート(「社会回勅のいずれかひとつをとりあげ論評せよ」) |
テキスト | 春学期 レジメ配布 夏集中 各回勅の翻訳はカトリック中央協議会から出版されている。 全体的な解説書を夏学期迄に刊行したいと思っている。 |
その他 |