南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
秋学期
単位
年次
2
担当者
徳永 俊史
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容 企業は物を生産したり、サービスを販売することによって利益を得るために活動している。そして、経営者はたえずいかに合理的な意思決定を行うのか考えなければならない。経営財務論ではそうした意思決定を資金循環の側面からとらえていく。具体的には、1)企業の実物投資、2)企業の資金調達、3)企業の資金運用について理解することを目標とする。
講義計画 経営財務論は大きく分けると、1)企業財務論、2)投資論から構成される。企業財務論での主要テーマは、1)財務諸表から企業活動をどうとらえるのか、2)設備投資におけるキャッシュフローをどのように評価するのか、3)資本の選択をどのように行うか、である。一方、投資論での主要テーマは、1)金融・資本市場とは何か、2)その市場内でどのような投資あるいは貯蓄を行うのか、3)取引されている金融資産の価格がどのように形成されるか、である。授業計画は、企業財務論を前半、投資論を後半に行う予定である。
 なお、授業では、1)最近我々の身近なところで起きている企業経営に関する問題、2)実際のデータを使った計算、等を取り上げながら進めていく方針である。
評価方法 出席態度、授業中出される課題に対するレポート、最終試験(形式未定)により評価する。
テキスト 特にテキストは使用しないが、参考書として
ボディ・マートン著、大前恵一朗訳『現代ファイナンス論』(改訂版)ピアソン。
その他、必要に応じて授業中に提示・配布します。
その他 1回目もしくは2回目(登録変更の学生は1回目)の授業は必ず出席すること。