71615 財務会計論A・B
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選 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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藤井 達敬 |
他の科目との関連 | 会計原理が履修済であることが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 財務諸表(Financial Statements)は企業の利害関係者に企業の実態についての情報を提供している。企業は財務諸表を定期的に公表することによって社会的責任の一端を果している。財務諸表による財務公開制度は商法、証券取引法によっても企業に義務づけられている。このように財務諸表の社会的意義は高いが、財務諸表を作成するには多くの会計的判断を伴う。即ち、会計的事実(経営活動もしくは企業活動)を数値化する過程で多くの会計的判断が必要とされる。会計的判断をするにあたってはその判断の拠り所即ち判断基礎を必要とする。この講義では会計的判断の基礎ともいうべき近代会計理論について講ずるとともに企業会計原則、財務諸表規則、計算書類規則についても言及する。 |
講義計画 | I.近代産業社会と企業会計 (1)近代産業社会における企業 (2)利害関係者、社会的責任と企業会計II.近代会計理論の特質t学期 (1)近代会計理論における利益測定構造 (2)利益測定構造を支える諸原則III.資産会計br> IV.負債会計V.資本会計VI.損益計算書会計H学期 (1)収益の計上原則 (2)費用の計上原則 VII.連結会計論/td> |
評価方法 | 春学期・秋学期の定期試験により評価する。 |
テキスト | 新井清光著『新版 財務会計論』(中央経済社刊) |
その他 |