71637 企業論A・B
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選 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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後藤 剛史 |
他の科目との関連 | 経済原論、マーケティング論、流通論 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 企業と市場、企業組織 |
講義内容 | 企業は、「何をどれだけつくり、いくらで販売するか」という問題をどのように解決しているのだろうか。また、「部品を自社で生産するか下請け企業に発注するか」という問題をどのように解決しているのだろうか。前者の問題は「企業と市場」の問題であり、後者の問題は「企業組織」の問題である。どちらの問題を考える際にも、経済学的な思考が欠かせない。企業論A・Bでは、このような企業に関する様々な問題を経済学的に考えていく。講義においては、数式・グラフなどが用いられる。また、内容は理論的なものとなる。履修の際にはこれらの点に十分注意されたい。 |
講義計画 | 以下のトピックスを扱う予定である。 企業論A 1)利潤の最大化 2)他者との競争と価格の設定 3)価格の差別化 4)カルテルと共謀 5)戦略的参入阻止 6)取引費用と市場の失敗 など 企業論B 1)企業組織の分析と契約理論 2)不完備契約の理論と企業の境界 3)企業内での権限の配分 4)公的企業組織と民営化 5)企業と法 6)企業の資金調達:負債の役割 など |
評価方法 | 原則として定期試験の成績により評価する。 |
テキスト | 以下を予定している。 [企業論A] フィナンシャル・タイムズ編『競争戦略の経済学』ダイアモンド社、2001年。 [企業論B] 柳川範之『契約と組織の経済学』東洋経済新報社、2000年。 |
その他 |