南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	春学期
単位	２	年次	4
担当者	服部　裕幸

他の科目との関連
他学科履修	不可
副題	真理関数理論とその限界
講義内容	真理関数理論（命題論理）の初歩的部分を概観し、最後に量化理論の話しを少しする。具体的には、自然言語の文の記号化のしかた、真理値分析、「真理の木」の方法による正しい推論であるか否かの判定法、真理関数理論の限界、などを概観し、論理の研究法を身につけさせる。
講義計画	第１回：論理学＝（文法＋化学＋数学）÷３！？−論理学の目的と方法− 第２回：言語の模型を作ろう！（パート１）−真理関数的言語− 第３回：言語の模型を作ろう！（パート２）第４回：真理関数的言語を用いての記号化第５回：真理表と真理値分析第６回：馬鹿馬鹿しいほど当たり前のことと正しい推論第７回：推論が正しいか否かを効率よく判定するには−真理の木の方法（パート１）− 第８回：真理の木の方法（パート２）第９回：もっと精巧な模型が欲しい！！−真理関数理論の限界− 第10回：量化理論言語（パート１）第11回：量化理論言語（パート２）第12回：「日本人がみな英語が苦手であるわけではない」？−量化理論言語による記号化− 　予習、復習をしないと授業についていくのが困難であるのでそのつもりでいること。随時小テストを行なう。小テストの成績は定期試験の成績が合否判定ラインすれすれの受講者にとっては重要な意味をもつことになります。
評価方法	成績は出席状況、レポート、小テスト、試験の成績、等を参考につける。
テキスト	ジェフリー著『形式論理学』（産業図書）なお、戸田山和久著『論理学をつくる』（名古屋大学出版会）を参考書として推薦する。
その他