南山大学

 
指定
期間
夏期前半
夏期後半
単位
年次
2〜4
担当者
森際 康友
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容 以下の問題について議論しつつ考察する。
1.近代法の基本原理とその歴史的必然性
2.近代の社会と経済の発展がもたらした諸問題とそれに対応した法概念や原理の展開
3.いわゆる福祉国家の社会経済的基礎と理念、およびそれに見合った法概念と人間像
4.国際社会における日本の立場、高度情報化・技術・管理社会としての日本における新たな国民統合を見据えたリベラルな現代法概念と原理
5.リベラルな法システムの意義と限界
6.生き方と政治文化
講義計画  法哲学は、一見抽象的な議論に終始するように見えるが、現実の歴史社会における法を対象とするものであるから、実定法の基礎科目はもちろん、法や政治の歴史や動態についての講義を受講しておくことが望ましい。
評価方法 出席、授業参加、および学年末考査による。
テキスト 参考書として次のものを予定している。
田中成明『法理学講義』(有斐閣、1994年)
森際康友編著『知識という環境』(名大出版会、1996年)
今井・森際・井上編『変容するアジアの法哲学』(有斐閣 1999年)

【そ の 他】前期は集中講義で、後期は金曜3・4限に行う。
その他