81251 行政学
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選 |
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通年 |
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4 |
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2〜4 |
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井上 洋 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 日本の行政システムの歴史と現在 |
講義内容 | 本講義では、日本の行政システムの形成過程を、内閣制度、省庁制、公務員制度などを中心に整理して解説する。とりあげる時期は明治維新以降、2001年1月の中央省庁改革までである。説明にあたっては、制度とその実際の運用の両面に目を配り、そのズレに注目しつつ、現代日本の行政システムの問題点を明らかにしていきたい。問題の来歴を形成史的に論じたあとで、現代日本の行政システムの個別の論点をいくつかとり上げる予定である。 |
講義計画 | 1.太政官制 2.内閣制度の創設 3.大日本帝国憲法下の内閣1(1889−1932) 4.大日本帝国憲法下の内閣2(1932−1945) 5.官吏制度 6.議院内閣制の制度原理 7.戦後日本の議院内閣制 8.制度運用の実態1(自民党の長期一党支配と歴代内閣の短命性) 9.制度運用の実態2(恩顧主義の政治行動様式と「政治家主導」) 10.制度運用の実態3(政府与党間折衝と「与党主導」) 11.内閣の総合調整機能強化の試み 12.省庁制 13.「橋本行革」と2001年中央省庁改編 14.公務員制度と人事行政 15.政策過程の諸問題 |
評価方法 | 筆記試験による。 |
テキスト | 参考文献については、講義のなかで紹介する。毎回講義時に資料を配布する。 |
その他 |