81261 国際政治学
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選 |
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通年 |
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4 |
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2〜4 |
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須藤 季夫 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 戦後の国際政治は、米ソを中心に展開された冷戦期とそれ以後のポスト冷戦期とに大別される。ポスト冷戦期の国際社会は、各地で民族紛争が頻発し、経済のグローバル化による国際経済関係の流動化傾向と連動することにより、不安定化しており、新たな国際秩序の構築が求められている。 本講義では、戦後国際政治史を概観したのち、冷戦期国際政治の特徴を明らかにし、冷戦後の国際政治における主要課題を検討する。とくに、国際社会が直面している諸問題を理論的に考察し、現在の国際政治を体系的に捉える分析枠組みを学習する。 |
講義計画 | 1 国際政治学とは何か3 ポスト冷戦期の国際政治学 (1)国際政治の歴史的展開 (1)冷戦の終焉と相互依存の世界 (2)理論とアプローチ (2)覇権安定論 (3)国家・地域・国際システム (3)ネオリアリズム・ネオリベラリズム論争 2 冷戦期の国際政治学 (4)グローバリズムと国際政治経済学 (1)パクス・アメリカーナ (5)冷戦後の紛争・安全保障問題と第三世界 (2)冷戦の盛衰 (6)アジアの時代と「文明の衝突」論 (3)リアリズムとリベラリズム (4)国際統合論 (5)第三世界と南北問題 |
評価方法 | レポートと定期試験 |
テキスト | ラセット・スター『世界政治の分析手法』2002。 |
その他 |