81273 外書講読(フランス語)
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選 |
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通年 |
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4 |
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2〜4 |
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田中 実 |
他の科目との関連 | 西洋法史や民法関係の科目と関連があります。 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | ローマ契約法 |
講義内容 | ローマの契約法について、フランス語で書かれたオーソドックスな教科書を講読し、いくつかの典型契約を、日本の制度とも比較しながら、勉強していきます。 日本の現行民法の勉強に奥行きや広がりの欲しい人、民法の勉強にとっかかりがつかめない人には、民法の制度の発想に大きな影響を与えているローマ法から日本の法制度を眺めることのできる、楽しいメガネを与えたいと思います。 ゆっくりと講読しながら、辞書の使いこなし方、文法事項や構文の把握(英語と違って、語形変化や時制が多く、接続法など初級文法でイヤになる人が多いですが、正確な文を書くことが目的でなければ、英語がフランス語の強い影響の下で洗練されてきたこともあり、単語や構文は驚くほど英語に近いので、講読にあたっての負担は比較的少ない)をていねいに解説していきますから、さしあたって受講の初めにフランス語の高い能力は要求しません。 教材になれてきた段階で、フランス社会を映し出して日本と比較できるような簡単なサブ教材も提供する予定です。 |
講義計画 | 契約総論または売買法の解説から輪読していきます。ある程度の実力がついた段階で、それぞれの能力に応じて一定範囲の講読を各自に割り当て発表していただきます。 |
評価方法 | 筆記試験は行いません。積極的な参加、輪読や担当箇所の成果が評価の対象です。 |
テキスト | 未定。プリント配布 【そ の 他】輪読形式をとりますので、分量はわずかですが、毎回の予習が必要です。 |
その他 |